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2010-04-20

青木敗戦に思う日本格闘技。練習環境を変えるべきか?

改めて青木の敗戦を振り返ると完敗ではあったが、メレンデスも決定的な場面を作ったわけでなく圧勝でもなかった。
という見方もできるかもしれません。
ただこれは青木が以前に言ってたグッドゲーム理論で言うところの「1-0の試合」。

http://tsudureya.blog51.fc2.com/blog-entry-1057.html
「関係者もファンも含めて日本人は、お互いに攻めて守って、守って攻めて、それで最後にどちらかが勝つという試合が好きじゃないですか。要はリスクを背負って戦う=グッドゲームという発想ですよね。
でも僕はそれは違うと思うんです。野球に例えて言うと10-8じゃなくて1-0で勝つ。
僕の中でのグッドゲームはそれなんです。最初から最後まで相手を完封することを前提にしてきっちりと結果を残す。僕は格闘技において8点取られたけど10点取れば勝ちという発想は出来ません」

これをメレンデスにやられちゃいました。
本当は青木がメレンデス相手にこれをして欲しかったんですが。


この結果を受けて、青木は練習環境を変えるべきか?多くの人が考えたのではないでしょうか。
今の練習環境は北岡、八隅、今成、中村K太郎、石田、宇野などの日本人トップ選手が集う国内最高のもの。
それでアメリカで通用しないのだから本場アメリカのチームに出稽古に行くのもありかもしれません。
青木がグレッグ・ジャクソンの所でGSPとスパーする、なんてことになったら銭を払っても見てみたいくらいワクワクしてきます。
まあ青木の場合は明確に目的意識を持って練習プランを立ててるでしょうから日本に居ても強くなれるんじゃないかと思ってます。
外国に行くなら半年一年と腰を据えてやらないと意味がないでしょう。

今回の敗戦で新たな課題も見えてきたでしょうし、今後に期待しています。


とはいえ、今後の日本人選手が世界で戦っていくためには連習環境の問題は避けて通れない。

競馬の藤沢調教師が美浦のトレーニングセンターに坂路コースが無かったころ(出来たばかりの頃だったかな?)、
関西馬が関東馬を圧倒してレースを制していた(多分今もでしょうが)西高東低状態でした。
「G1を勝つような強い馬は環境に関係なく出てくる場合があるが、何百頭もの馬を平均的に強くしようと思ったらトレーニング設備が大切」みたいなことを言ってました。

突然変異で海外で活躍する日本人が出てくる可能性はゼロではありませんけど、平均して日本人の勝率を上げるためにはやっぱり現状の練習環境ではダメなんでしょうね。
日本人も岡見みたいに中重量級で通用している選手もいますが、世界で勝つためにはアメリカみたいな一か所で打撃、寝技、レスリング、フィジカル全て出来るようなメガジムが一番。
でも、そんなジムを日本で作れるか?という話です。
土地は狭いし金もかかる。


青木の敗戦は日本の暗黒時代の到来を予感させます。
ただ逆に言えば今アメリカで大活躍する選手が出てくれば日本人ファンの溜飲も大いに下がる。
暗黒時代は英雄誕生の土壌ともなりうる。
ベタな表現をするなら夜明け前が一番暗い。

まあ日本の格闘技界は日の入りしたばかりかもしれませんが(^^;


※※※※※

と昨日ここまで書いてて、上手く纏まらずにどうすんべ?と思ってたら公武堂TVでも同じように熱い議論が交わされてました。
青木個人の敗戦というだけでなく、日本とアメリカのシステムの違いが大きいようで。
かなり差があるとは思ってましたが、ここまで大きく水を開けられているとは。
やっぱ格闘技に携わることが「金になる、飯を食える」という状況が日本とアメリカの一番の違いなんですね。

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いつも楽しみに読ませて頂いております。
あまりにも僕が言いたいことを代弁してくれていて思わず書き込んでしまいました。

ところで、川尻のグラウンドでの防御技術はどこで培ったものなのでしょうか?
チーム黒船に優秀なグラップラーがいたかなぁ、と思いまして。
(確か2回目のブスカペ戦の後にブスタマンチが褒めてましたよね。)

青木×川尻では、青木が川尻を極められるか?
川尻が先日のメレンデスに近い戦術を実践して勝てるか?
にとても興味があったのですが、今回青木が負けた事で若干興味が薄れてしまいました。

今は川尻×メレンデスが観たいですね。それで、川尻が勝てば、
王者・青木×挑戦者・川尻の間に逆転現象が起こって、機運も高まると思います。

青木×川尻。これだけのカード。選手自身や大勢のファンから望まれる状態で観たいですよね。

乱筆乱文失礼しました。。。

私は青木敗戦で日本が‥というのは微塵もありませんな
そもそもDREAMや戦国自体への愛着はほとんど薄れてるので

クワイ氏の場合でも、例えば青木がアルバレスに負けても「日本の敗戦」なんて発想にはならないでしょう
同じアメ公のアルバレスとメレンデスで何が違うかというと主戦場が違うだけ
この青木が日本MMAを背負うかのような煽りは乗れる人と違和感を覚える人とのせめぎ合いがあったようだけど、それは結局はDREAMを中心に考え過ぎているだけであって、DREAMはDREAMでしかないし、青木は青木でしかない

日本で外人を蹴散らす事と日本人が海外で蹴散らされる事は同義であって、青木にしても今までが一度も世界に出れていなかったという部分があって、今が始めての海外挑戦である
私は青木が世界二位なんてとんでもないと思ってたし、今回の敗戦で何か築かれていたものが崩れたようにも感じなかったなあ
初挑戦、通用せずという青木やDREAM関係者にとって厳しい現実があっただけ

まあそうは言っても、私もメレンデスには勝つかなとは思ってたし、青木に少なからず幻想があった事やDREAMの威信が掛かっていた事はわかる

でも、それはDREAMが異常な程青木を中心にイベント運営を行っていたからで、本当は青木はDREAMの一選手でしかない
もちろん王者だというのはあるけど、まだ防衛もしていないし、絶対王者でも無敗の選手でもない

私から見るとクワイ氏の受け止め方はちょっとナーバスになり過ぎていると思う
川尻ならメレンデスにも勝機はあると思う
自分の印象では青木より強いと思う
五味もメレンデスになら勝てる可能性はあると思うし

だからまあ、青木が負けたら日本が負けたというのはナーバス過ぎると思いますよ
暗黒時代‥て、ちょっとkamiproの煽りに乗りすぎなのでは?
UFCトップランク数人にはそもそも歯が立たないのは、元からそうなんだろうし、SFに関しては王者対決には負けたけど、青木が負けたからって現時点では川尻や横田も負けるとは限らないという事でいいと思いますが、どうでしょう?

将来的に見れば日本人が通用するラインはボクシングと同程度の階級まで落ちると思うし、あまり悲観しても仕方無い部分だとも思います
ライト級近辺に関しては、まだまだ適性階級を見つけてない選手が多くUFCライト級にもフェザー級に落とせるけど落としていないというような選手も多数いると思います
青木も減量法次第では66kgの階級で今の力が出せるかも知れませんし、今の段階で日本MMAが‥というのはちょっと大袈裟じゃないですか?
無敵だったヴァンダレイや五味が急に負けが込みだすぐらい業界の流れは速いし、まだまだ黎明期でしょう

練習環境は、歴然と差がありますな
あっちのジムはとにかく広いし、設備も充実してる
あっちはその設備を活かしたサーキットトレーニングも盛んで、今成や北岡とゴロゴロやってるだけではフィジカル負けは当然かと
金になるという事でブラジル人がアメリカのジムにかなり関わってきていて、アメリカのレスリング+ボクシングの技術に柔術の技術もかなり融合してきている
あとムエタイの技術も大分入ってきてるね
一つのジムで高いレベルの融合した技術の練習と研究が行われてるような印象です

日本人選手のブログなんか見ると日々いろんな所に出向いてて、何か大変そうだなと思います

自分も長すぎてまとめ方が分からなくなってきましたw

私は、これからは日本最強を決めて、その日本最強の選手が本場アメリカに挑戦するというような形を作っていけばいいと思います。
無理にハリボテの最強を気取るより、国内リーグと割り切った方がいいんじゃないかな
国内リーグと言ってももちろん外国人も混ざっていいんですが
最強じゃないから駄目と言ってしまえば、SFの存在意義も無くなりますし、大切なのは何を軸にするかでしょう
自分には国内最強ぐらいしか思い浮かびません

こんにちは。
クワイさんも含めて誰も 青木の敗戦=日本の敗戦とは思ってないと思いますよ。
それよりも 誰が見てもMMAの規模もレベルも 米に抜き去られていって
日本は沈んでいるのが明確な今、
それでもかつてトップだった日本の格闘技が規模は小さくなっても、
レベル的にはまだ通用するぞ、という事を証明してほしいという願いを
込めて五味や青木に期待していた、という事だと思います。
五味や青木が勝利していた所で突然 日本でまた格闘技が盛り上がるわけもありませんし。
しかし今のままでは通用しないことを逆に証明されたと。

私は今まで
主戦場はリングのまま、日本がトップだった時のままで、盛り返して欲しかったのですが、
言い換えるならケージにすることで、UFCのマイナーリーグ化することが嫌だったのですが
(青木が勝利していれば恐らく同じように思い続けていました)
目をそらしていたけど諦めが付いたというか

今回の五味や青木のようにケージに対応できないと 世界的に通用しない選手と評価されるのなら、
練習環境も含めてケージに対応し、 過去の意地は捨てて一度UFCのマイナーリーグ化しても
ゼロから作り直さなければ どんどん閉じられた小さな世界になっていくのではないかと思います。
(もし青木がリングでメレンデスにリベンジしたとしても、何の評価もされない気がするのです)

青木は 「日本はトップを取り返すぞ、コノヤロー! 」と叫べばいいのだと思います。

ここは確信を持って書きますが、青木選手の能力がメレンデスに負けた、とは一切思っていないです。

負けたのは、「日本格闘史というものを背負うこと」に負けたように思います。

五味選手もそうですが、この二つの敗戦から感じるのは「なぜここまで背負いきれない闘いをしたのか」であって、金網の中の彼らの戦いが本来の適正ではないやり方になったのか。これは数多くの観客が自分に欲望を投影するのに耐えられなかったから、と見ています。(そして、グレイシー以降の桜庭選手もそう見ています。シウバ戦を代表として。)

日本MMAで名をなしてきた人間は、基本的に巨大な重圧を背負わされた人間(高田延彦のように)ではなく、特別魅力的なパーソナリティが先にあるのではなく冷静な技術によって実績を上げてきた人間というケースだと思え、そうしてスポットライトが当たるころにはMMAファンから猛烈な欲望を受けることとなるのですが、これがまた局面で背負いきれないのはなぜか?を考えると、それは日本MMA史というものが基本的に歴史の構築というものが先にあるのでなく歴史の破壊が先にあるせいなんだと思うんです。

garimpeiroさん
コメントありがとうございます!
川尻のグラップリングはT-BLOODの前身チームTOPSと出稽古に行っていたパラエストラ松戸で培われたものではないでしょうか。

>今回青木が負けた事で若干興味が薄れてしまいました
ですね、青木幻想が消えてしまって川尻が勝っても「凄い!」と思えなくなった気がします。
川尻にはメレンデス倒して欲しいですね。
そのためにはいろいろと準備が必要ですが。


軽井沢さん
うーん、青木の敗戦=日本の敗戦。
言葉にしてしまうと伝えたいニュアンスと違ってきてしまうんですが、サクラスシさんが見事に僕の心中を代弁してくれました。

重箱の隅をつつけば「青木は絶対王者ではない」とも言えますが、ここ数年の実績ではダントツで日本ナンバー1なのは間違いないわけじゃないですか?
僕も「青木が世界2位」だとは思っていませんでしたが、ペンを除いた強豪ひしめくランク2位~10位くらいの拮抗した中には入ってると思ってました。
その青木がメレンデスに為す術もなく敗れた。しかもメレンデスより強い奴はおそらく何人もいる。
で青木の練習環境、北岡や今成とゴロゴロやってる練習が残念ながら日本ではトップクラスの練習場です(でなければ宇野たちがわざわざ通うはずがない)

その状況に絶望したわけですよ。
そりゃ相性というのがありますから川尻や横田がメレンデスに勝つことだってあるとは思いますよ(ん?横田?)
でも問題はそこではないんです。

国内リーグというコンセプトはいいと思うんですよ。というかそうならざるをえないのでは。
それが日本のプロ野球やJリーグみたいになればいいんですが、ボクシングみたいに日本王者では全く食えない状況になるなら夢がないですよね(^^;

サクラスシさん
素晴らしいフォローをありがとうございます。
我が意を得たりとはまさにこの事か、と言うくらいの慧眼恐れ入ります(^^

>主戦場はリングのまま、日本がトップだった時のままで、盛り返して欲しかったのですが、
言い換えるならケージにすることで、UFCのマイナーリーグ化することが嫌だったのですが

この辺は激しく同意ですね。
UFCと同じことしたって絶対敵うわけないんですから。
ただDREAMのホワイトケージは思いのほか快適に見れたんで、今ではリングへのこだわりはそれほどありませんが。

ここまで来た以上アメリカを無視して日本だけでヤイヤイやるのは虚しいです。
世界に通用する人材を育成しないと、サクラスシさんの仰るように閉じた小さな世界になってくだけだと思います。


8798さん
なるほど興味深い考察ですね。
確かに今回の青木の戦いぶりに「日本を背負っている」という気概は感じませんでした。
グレイシー神話を破壊した桜庭にしても「もっと気楽にやりたいなー」みたいな雰囲気は醸し出してますね。
でも、そうして周りに着せられた服でも時間が経つうちに着こなしていってくれることを願ってます。
実際、桜庭は本人の意思はどうあれ「背負ってる感」はばりばりありましたから。


自分が負けた途端、日本のシステムの所為って見苦しいですよ、青木陣営。
それまで日本で練習してても俺等が最先端のMMAとか自慢してた癖に。
日本でも秋山やKIDのジムの設備は素晴らしいですし。
アメリカが良いなら郷野、長南、マッハなんか自費でアメリカに練習行ってますしね。
アメリカで大活躍する選手より、かっての桜庭、KID、五味の様な日本で大活躍するカリスマが欲しい。

青木陣営もファンの多くも、今回の青木の敗因を負けた途端に
日本のシステムの所為にしてるわけではなくて、今回の敗戦で青木個人の負けよりも重い、
日本のシステムのレベルの遅れを改めて認識させられたという事ではないでしょうか。

恐らく青木や陣営は、DREAMの選手は、ケージへの準備期間や調整試合なしでも
ケージに通用することを証明するつもりだったと思うのですが
そんな甘い考えが付け入る隙はないほど、米の環境も陣営の試合に対する考え方も
レベルが上がっていたのだと思います。

規模が違うためリングでリベンジしても仕方ないのが明確なため、
「次はリングでリベンジだ!」という機運が全く高まりません。
多分これがかつてのPRIDEとUFCの対抗戦なら次はリングで再試合組まれてたと思います。
「リングで通用する選手」と「ケージで通用する選手」が同じ価値ではなくなってしまってます。

そのため今後の日本格闘技の練習環境、ケージにどう対応していくべきかが一気に問題になったのだと思います。

今、青木はメレンデスのジムに頭下げて練習行きたいと言っているらしいので、
日本の意地が粉砕されて青木個人は自由になったのではないでしょうか。

明石鯛さん
日本の最先端でも世界ではたいしたことはなかったということでしょうね。
陣営のメレンデス対策にしても想像以上のメレンデスの圧力によって全て吹き飛んだようですし、今となっては見通しが甘かったと批判されても仕方ないと思います。


>桜庭、KID、五味の様な日本で大活躍するカリスマが欲しい。

そうですね、今の日本にはそういう存在が必要だと思います。
ただカリスマが生まれにくい土壌に今の日本はなってますね。

サクラスシさん
>日本のシステムのレベルの遅れを改めて認識させられた
ですね、全体の国力で大敗を喫しているのは明白。
でも「常に世界を意識して研鑽してきた青木なら何とかしてくれるのではないか」という最後の期待を見事に打ち砕かれました。

UFCが圧倒的すぎてリングとケージが等価値でないというのも全くその通りだと思います。
リングの興行は残すべきだと思いますが、それと並行して世界を目指す大会も無いとだめかなーと今頃になって気付かされました。

この件に関してサクラスシさんと僕は考え方がかなり近いように感じます。
プロフィール

クワイ

Author:クワイ
三重県在住の格闘技ファンです。
ジョシュ・バーネットのSFヘビー級GP優勝祈願!

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